2012年12月18日火曜日

Exchange Server 2007インストール注意点

Hyper-V上のWindows Server 2003 SP2 x64にExchange Server 2007をインストールした際、何度もエラーが出てしまったので、注意点を簡単にメモしておく。

0. Exchange Server 2007はx64アーキテクチャしかインストールできない。
1. サーバのネットワークインターフェースはExternalにしておくこと。





















 
2. プライマリのDNS機能はADのドメインコントローラに組み込む。
3. AD内のDNS, Exchangeサーバ共にドメイン認証を実施してAD内に参加させる。
4. Dot Net Frameworkは2.0以上をインストールしてもダメ。必ず指定のバージョンをインストールすること。
※Windows Server 2003用のPower Shellがバージョン1.0のみで、それがDot Net Framework 2.0以外受け付けないから。
5.  Exchange Serverのインストーラーの画面には表示されないが、IISもインストールする必要がある。

2012年6月25日月曜日

Windows Vista/7でログオンできない

ログオンしようとすると、

User Profile Service サービスによるログオンの処理に失敗しました。
ユーザープロファイルを読み込めません。

なんてエラーが出ることがある。
サイトを探すと、殆どのケースが、一度ログオンしたユーザでログオンできない、という前提になっているが、一度もログオンしたことのないユーザでもこのメッセージが出てログオンできないことがある。

根気よく検索結果を探すと、

Defaultのプロファイルが壊れている

という情報を見つけたので、以下の手順を実施したら、直ったので記載する。

1.他のPCで、問題なくログオンできるWindows Vista/7を探す

2.1.のPCにLocal Administrator権限を持つユーザでログオン

3.フォルダーオプションにて、隠しファイルを表示させる設定でOK
 

4.C:\ユーザーフォルダ直下にある、半透明のDefaultフォルダをコピー

※錠前のかかったDefault Userフォルダではない

5.管理者権限のあるユーザで問題の起きたPCにログオンし、C:\ユーザーフォルダ直下のDefaultフォルダを移動or削除
※どのユーザでもログオンできない場合は、上記のエラーメッセージで検索すると、対処法は豊富に出てくるので、そちらを試してください
6.4.でコピーしてきた正常なDefaultフォルダをC:\ユーザーフォルダにコピー

7.管理者権限のあるユーザーをログオフし、ログオンできないユーザでログオンを試す。

8.他のユーザーも問題なくログオンでき、かつ、PC再起動後も問題なくログオンできることを確認。