2010年4月30日金曜日

PHPインストールと設定の注意点 ※Windows編

■共通手順1:PHPインストールと 設定
 ※Windowsのインストーラーは使 用せず、Zipを解凍して対象フォルダへコピーしてインストールすること!

Ⅰ:php.iniファイルの設定

 1.PHPフォルダ内のphp.ini- distファイルをC:\Windowsフォルダへコピーする。

 2.コピーしたphp.ini-distファイルをphp.iniに名前変更。

 3.php.iniの以下の点を修正。
   XOOPSを使用する場合は、文字化けを起こすので、文字コードをEUCにすること!

  default_charset = "SJIS"
  include_path = ".;c:\PHPをインストールしたフォルダ\includes"
  doc_root = "C:\Apacheをインストールしたフォルダ\Apache\htdocs"
  extension_dir = "C:\PHPをインストールしたフォルダ\ext"
  extension=php_mbstring.dll
  mbstring.language = Japanese
  mbstring.internal_encoding = SJIS
  mbstring.http_input = auto
  mbstring.http_output = SJIS

Ⅱ:PHPをインストールしたフォルダ内にある、php5ts.dllをSystem32フォルダにコピー。

Ⅲ:環境変数のPATHにPHPをインストールしたフォルダを追加。

Ⅳ:コマンドプロンプトにて、php -vを実行し、下記のように表示されることを確認。

 C:\>php -v //このコマンドを打って

 PHP 5.2.13 (cli) (built: Feb 24 2010 14:32:32) //PHPのバージョンが表示されればOK
 Copyright (c) 1997-2010 The PHP Group
 Zend Engine v2.2.0, Copyright (c) 1998-2010 Zend Technologies


■Apache Version1.3.x - PHP5.xの場合


Ⅰ:httpd.confの設定

 1.IfModule mod_dir.cのディレクティブにindex.phpを追記して下記の形にする。

  DirectoryIndex index.html index.php

 2.下記4行をファイルの一番下に追記する。
 ※行頭にスペースorタブなど入れないこと!

  LoadModule php5_module "C:/PHPをインストールしたフォルダ/php5apache.dll"
  Addmodule mod_php5.c
  AddType application/x-httpd-php .php
  AddType application/x-httpd-php-source .phps

Ⅱ:サービス→Apacheを再起動する。


■IIS6.0 - PHP5.xの場合

Ⅰ:IIS6.0のインストール

 インストール時のアプリケーションサーバのオプションにて、下記2つともチェックを入れること。

  □FrontPage サーバ拡張
  □ASP.NET の有効化

Ⅱ:IIS6.0の設定

 1.既定のWebサイトのプロパティ→ISAPIタブにて下記設定を追加。

  □フィルタ名:php
  □実行可能ファイル:C:\PHPをインストールしたフォルダ\php5isapi.dll


 2.ホームディレクトリタブ→構成ボタンにて下記設定を追加。

  □実行可能ファイ ル:C:\PHPをインストールしたフォルダ\php5isapi.dll
  □拡張子:php
  □動詞:制限:GET,HEAD,POST,TRACE

 3.Web拡張サービスにて、新しいWeb拡張サービスを追加。

  □拡張名:php
  □必要なファイル:C:\PHPをインス トールしたフォルダ\php5isapi.dll

Ⅲ:PHPをインストールしたフォルダ内にある、php5isapi.dllのセキュリティを下記のように設定。

 □ユーザ:Everyone
 □権限:読み取りと実行

Ⅳ:IISのローカルコンピュータ右クリック→すべてのタスク→IISの再起動を実施


■共通手順2:PHP動作確認

Ⅰ:php.iniのdoc_rootで設定したフォルダに、test.phpファイルを作成し、下記内容を記載する。

  "〈?php phpinfo(); ?〉" //""は不要。ブログ編集時カッコは無効化される為便宜的につけている。

Ⅱ:ブラウザのアドレスに、http://localhost/test.php を入力し、PHPINFOがブラウザに出力される
ことを確認する。